製造業などで工程別の作業実績を簡単に収集するためのRFIDボード(おくだけボード)です。各工程で複数の作業者が、複数のかんばんについて加工や組立てをするような形態に向いています。
■使い方
各工程に1台ずつのおくだけボードを設置します。
1台のおくだけボードには、複数のRFIDリーダが芋づるで接続されています。
各RFIDリーダにRFカードを置いたり、取ったりするだけの運用になります。
RFカードは、①かんばんカード、②作業者カード、③中断などの種類に割り振り、このRFカードをRFIDリーダのところに置くだけで、いつどのかんばんが、どの工程で始まって、誰がどのくらい作業をしたかの時間を正確に収集することができます。
1ボードに接続できるRFIDリーダは最大32個まで、どのリーダにどのRFカードを置くかや、どのような順番に置くかなど、簡単なルールを決めて運用します。
おくだけボードは、いつそのRFカードが置かれて、いつ取り出されたかを時刻とともに記録するだけです。
あとは、上位のシステムで記録されたログを集計することで作業実績が分かる仕組みとなっています。
おくだけボードは上位のシステムとUSBやLANで接続することができます。また、収集したログをデータベースに記録するまでのソフトウエアをご提供することができます。RFカードの種類やフォーマットはお客様と打合せをしてお決め頂くことができます。
また、おくだけボードには、押しボタンスイッチを付けることができますので、緊急時にパトライトを点灯したり、他のシステムと連携することができます。